vol.1 Myパーソナリティー:日常を充実させる新しいアプローチ

家族や友だちを見ていると、なんとなくその人のことがわかる気がします。
ところが、実はわかっていないのが事実です。

逆に、自分のことは自分のことなので、よくわかっているはず。
ところが、自分のことなのに、実は自分のことがよくわかっていないのかもしれません。

人間という生き物は本当に不思議なものです。

こんにちは、行動動機研究家・酔助です。

本当の自分を知ることができたらどうでしょう?
他人の本心を知ることができたらどうでしょう?

きっと、人生が楽になるんじゃないかと思うんです。

この記事では、日常に役立つそれぞれの性格についてお伝えしていこうと思います。

筆者紹介

行動動機研究家・酔助

約2万人の就活相談、約4万の面接の中で、「なぜ、こう考えるんだろう」「なんで、そんなことするんだろう」「なんで、さっさとやらないんだろう」と不思議に思うことが多々ありました。新卒者はみんな同じスーツを着て、同じような回答をする。経験者は、なぜ会社を辞めたくなるんでしょう。そんなところから人に興味を持ち始め、研究、分析を始める。わかったことは、「人は何かがなければ考えもしないし、行動もしない」ということ。すなわち「動機」が重要だと気づきました。ところがこの動機というものがまた面白い。そのあたりを記事にしていこうと思います。

Myパーソナリティーってなんだろう?

パーソナリティーとか性格とか、人を表す表現はたくさんあります。
面接官などは、その人のことを知ろうと必死に質問を投げかけていきますよね。

同じ屋根の下に住む家族。
毎日、毎日、顔を合わせ、会話をし、何年も過ごしているのに、
結局のところ、親のこと、子どものことを十分に理解しているとは言い難い。

なんなら、子どもから性格的なことを言われてショックを受ける親もいます。

パーソナリティーとか、性格って一体何なんでしょう?

多くの人たちが見ているのは、表層部分つまり「経験」から得た「殻」の部分です。

もはや私たちが見ているのは、
スイカの皮の部分
バナナの皮の部分
メロンの皮の部分・・・

もういいですか?
なんでもいいのですが、表層の部分だけを見ています。
もちろん、これはスイカだ、バナナだ、メロンだという認識はできます。
が、これらの中身は見た目では判断できません。

スイカなどは叩くと甘いか、そうじゃないかわかる…なんて果物のプロは言うかもしれませんが、
本当の意味で言えば、食べてみなければわかりません。

ヒトで言えば、もちろん表層で「この人だ」と認識はできます。
しかし、中身はわかりません。
わからないはずなのに「わかった風」を装う。
なぜでしょう?
これが人間の面倒なところ。簡単に言えばコミュニケーションってやつですね。
うまくコミュニケーションを取るために「わかった風」を装ったほうがいいわけです。

なんならその人本人すら「わかった風」を装っています。
逆に、隠すなんてこともします。

でも、本当の自分、本当の他者に1%でも近づけたら、
もっと人間関係ってよくなると思うんですよね。

私の言うMyパーソナリティーとは、
表層的なこと、表面的なことではなく、
奥の奥底にある、「動機」や「欲動」、「情動」などなど、
その人の「モノの見方」だったり、「捉え方」だったり、
「原動力(モチベーション)」だったりのことを指しています。

これらを知るお手伝いをするのが私の役目と言うわけです。